小腸の 細菌異常増殖
喉に何かが引っかかった感じ、頻繁な咳払い、声のかすれ。鼻と喉を診ても明らかな原因がない場合、腸から上がってくる問題かもしれません。ヨンセダナ耳鼻咽喉科は、喉頭の診察と腸の状態を一か所であわせて確認します。
SIBO(小腸内細菌異常増殖)とは、本来は大腸に多いはずの細菌が、小腸で過剰に増えた状態をいいます。 小腸で発生したガスが胃を押し上げると逆流が起こり、その結果、お腹の症状よりも喉の症状が先に感じられることがあります。
診断は水素呼気検査と診療をあわせて判断し、検査の数値一つで決まるものではありません。
このような症状が一緒にあるなら
以下の症状がすべてSIBOを意味するわけではありません。ただし、喉の症状と消化器の症状が 一緒に あって長引く場合は、腸の状態もあわせて確認する理由になります。
喉で感じる症状
喉の異物感、頻繁な咳払い、声のかすれ、起床時の喉のヒリヒリ感やいがらっぽさ。鼻と喉の診察で原因がはっきりしない場合。
逆流に関わる症状
胸やけ、酸っぱい液や苦い液が上がってくる感じ、食後や横になったときにひどくなる胸のつかえ、げっぷが多い。
お腹で感じる症状
食後のお腹の張り、ガス、お腹が鳴る、下痢と便秘を繰り返す、特定の食べ物の後に症状がひどくなる。
全身で感じる変化
疲れやすい、頭がすっきりしない感じ、集中しにくい。栄養の吸収や炎症の状態と関係することがあるため、あわせて確認します。
背景となる要因
腸の運動を遅くする状態、胃酸を減らす薬の長期服用、お腹の手術歴、糖尿病・甲状腺の病気などの基礎疾患。
これまでの経過
いくつもの病院で検査を受けても明らかな原因が見つからなかった、または逆流の薬を飲んでも喉の症状が変わらない場合。
水素呼気検査のご案内
決められた溶液を飲んだ後、一定の間隔で息を吹き込み、呼気中の水素濃度がどう変化するかを測定します。針を使わず、息を吹くだけの検査です。
検査前の準備
- 検査前の 食事と服用中の薬によって準備が異なります
- 抗生物質、乳酸菌、腸の運動に影響する薬は 事前にお知らせください
- 服用中の薬を 自己判断で中止しないでください
- 準備事項と所要時間は ご予約の際にご案内します
結果を読むときの限界
- 呼気検査は 補助的な資料です
- 偽陽性と偽陰性のどちらもありえます
- 腸の通過速度、最近の食事、服用中の薬の 影響を受けます
- 数値一つではなく、 症状とあわせて 解釈します
診療はこのように進めます
症状の経過を具体的にうかがいます
いつからか、食事とどんな関係があるか、喉の症状とお腹の症状のどちらが先だったか。これまでに受けた検査と服用中の薬もあわせて確認します。
まず喉と鼻を診察します
耳鼻咽喉科の診察で、鼻炎・後鼻漏、逆流による粘膜の変化、声帯の状態を確認します。ここで説明できる原因があれば、それから対処します。
必要と判断すれば検査をご案内します
水素呼気検査とあわせて、必要に応じて栄養状態や炎症マーカーなどの機能医学検査をご案内します。検査項目は症状とこれまでの結果によって異なります。
結果を症状と結びつけてご説明します
検査の数値が今の症状をどの程度説明できるか、他の原因がないかをあわせて見ます。治療するかどうかと方法は、この段階で決めます。
治療して経過を確認します
必要に応じて除菌治療と食事の調整をあわせて行い、腸の運動・胃酸・基礎疾患などの背景要因も確認します。その後、症状の変化を見ながら調整します。
治療と管理は5つの段階で考えます
機能医学で腸の問題を扱うときに用いる 5R の枠組みを、SIBOの特性に合わせて順序を調整して適用します。細菌を減らすだけでは終わりません。なぜ増えたのかをあわせて見なければ、再び起こることがあります。
Remove除去 — 過剰増殖と刺激となる要因を減らします
診療の結果、必要と判断した場合に除菌治療を行い、症状を悪化させる食べ物は一時的に調整します。薬剤と期間は診療後に医師が決定し、副作用が起こることがあるため経過を見ながら進めます。
Replace補充 — 消化に必要なものを補います
胃酸・消化酵素・胆汁の流れが不足すると、食べ物が十分に分解されず、細菌が増えやすい環境になります。必要に応じて、評価の後に補充するかどうかをご相談します。
Repair修復 — 腸の粘膜の回復を助けます
亜鉛・グルタミン・ビタミンなど、粘膜の回復に関わる栄養状態を確認し、不足している部分を補います。SIBOでは、この段階を菌の補充より 前に 置きます。
Reinoculate再定着 — タイミングを見て始めます
一般的な5Rとは異なり、SIBOでは乳酸菌を早い時期に使うと症状がひどくなることがあります。粘膜がある程度回復し、症状が落ち着いた後に時期と種類を決めて始め、合わなければ中止します。
Rebalance再バランス — 再び起こらないよう背景を見ます
腸の運動の低下、胃酸を減らす薬の長期服用、お腹の手術歴、基礎疾患、食事の間隔、睡眠・ストレスまであわせて確認します。再発が珍しくないため、症状がよくなった後も経過を確認します。
よくある質問
SIBOはお腹にガスがたまる病気ではないのですか?
お腹の張りとガスはよくある症状ですが、それだけが現れるわけではありません。小腸で発生したガスが胃を押し上げると逆流が起こり、その結果、喉の異物感・頻繁な咳払い・声のかすれのように、喉で先に感じられることがあります。お腹は平気なのに喉だけがずっと不快な方が耳鼻咽喉科を受診される理由です。
水素呼気検査はどのように行いますか?
決められた溶液を飲んだ後、一定の間隔で息を吹き込み、呼気中の水素濃度の変化を測定します。針を使わず、息を吹くだけの検査です。検査前の食事と服用中の薬によって準備が異なるため、ご予約の際に準備事項をご案内します。服用中の薬を自己判断で中止しないでください。
検査結果が陽性なら、すぐに治療を始めますか?
いいえ。呼気検査は補助的な資料であり、偽陽性と偽陰性のどちらもありえます。症状の現れ方、食事との関係、これまでの検査結果、服用中の薬をあわせて見て、治療するかどうかと方法を診療で決めます。結果の数値一つで治療が決まることはありません。
治療すれば再発しませんか?
SIBOは再発が珍しくありません。腸の運動の低下、胃酸の低下、手術や解剖学的な要因、基礎疾患などの原因が残っていると、再び起こることがあります。そのため、症状がよくなった後も原因をあわせて確認し、食事と生活習慣を調整しながら経過を見ます。治療の結果には個人差があります。
低FODMAP食は続けなければなりませんか?
低FODMAP食は症状を減らすために一時的に用いる方法であり、一生続ける食事ではありません。制限期間を経た後、食品を一つずつ戻してみて、ご自身に合う範囲を見つけていきます。自己判断で長く制限すると栄養が不足することがあるため、診療で一緒に調整します。
低FODMAP食は別にまとめています
小腸内細菌異常増殖(SIBO)と診断された後、食事管理が必要な方のためのヨンセダナ耳鼻咽喉科の専門ガイドです。何を減らし、どのように戻していくかを別のサイト(韓国語)にまとめています。
fodmap.krで食事ガイドを見る(韓国語)↗低FODMAP食は症状を減らすために一時的に用いる方法であり、一生続ける食事ではありません。自己判断で長く制限すると栄養が不足することがあるため、制限の範囲と期間は診療で一緒に調整します。
喉の症状とお腹の症状、
一か所であわせて診ます
これまでに受けた検査結果と服用中の薬をお持ちいただくと、診療の助けになります。
- 電話
- 0507-1384-5075
- 住所
- ソウル特別市 鍾路区 鍾路19 ルメイエル鍾路タウン3階 322・323号(鍾閣駅1番出口 · 光化門駅4番出口)
- 食事ガイド
- fodmap.kr — 低FODMAP食のご案内(韓国語)↗