DANA ENT & Functional Medicine Clinic · 鍾閣駅1番出口 / 光化門駅4番出口
KR EN JA

EPIPHARYNGEAL ABRASIVE THERAPY

薬でよくならなかった
後鼻漏と喉の違和感
EATで変わる方がいます

EATは、鼻の奥深くに炎症所見がある場合に局所的に行う処置です。どなたにでも行う治療ではなく、診察のうえで適応を判断します。

  • EAT
  • 上咽頭擦過療法
  • Bスポット治療
  • E-EAT(内視鏡下)
  • 慢性上咽頭炎
  • Epipharyngeal Abrasive Therapy

こうした症状が続くとき
確認する価値があります

以下は診断基準ではなく、上咽頭を内視鏡で確認することを検討してよい状況です。同じ症状でも原因はいくつにも分かれます。

💧

治らない後鼻漏

薬を飲み鼻うがいをしても、喉の奥へ流れる感じが続きます。

POST-NASAL DRIP
🫙

喉の違和感

痰が張りついたようで、何度も咳払いをしてしまいます。

GLOBUS
🌡️

上咽頭の慢性的な不快感

風邪ではないのに、喉の奥深くがいがらっぽい状態が続きます。

CHRONIC EPIPHARYNGITIS
💫

感染後に残る症状

新型コロナや風邪のあと、喉の不快感と倦怠感が残っています。

POST-INFECTIOUS
💨

慢性の咳

2週間以上続く咳で、いくつかの治療を試しても収まりません。

CHRONIC COUGH
🤕

頭痛・肩こりを伴う

喉の症状とともに、後頸部や肩のこり、頭痛が現れます。

REFERRED
🌀

起立時のめまい

自律神経に関わる症状を伴う場合、別途の評価が必要になります。

ORTHOSTATIC
🔍

原因がわからない

複数の病院で検査を受けても異常なしと言われてきました。

UNEXPLAINED

コロナ後遺症とME/CFSの患者さんを診るうちに
同じ所見に繰り返し出会いました

検査値は正常なのに、倦怠感・ブレインフォグ・頭痛・起立時のめまいが残る方がいます。ロングコビッド後遺症やME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)として説明される状態です。この患者群を診療するなかで、内視鏡で上咽頭を見るたびに炎症所見が繰り返し確認される点が目に留まりました。

日本でも同じ観察が報告されています。ロングコビッド患者を対象とした研究では、対象者全員の上咽頭に炎症が残っていたという報告があります(Imai K, et al. Viruses 2022)。上咽頭はコロナウイルスが初期に増殖する部位として知られており、感染が過ぎたあとも局所の炎症が残りうるという説明が提示されています。

この患者群にとって、耳鼻咽喉科は最初の受診先ではないことがほとんどです。コロナに罹ってから、あるいはワクチンを接種してから症状が始まったとおっしゃる方が多くいます。当院はその時点をそのまま記録しますが、因果を断定することはしません。その間に内科・神経内科・精神科を回り、いくつもの検査を受けて「異常なし」と言われてきた方が大半で、症状を大げさに扱われた経験をお持ちの方も少なくありません。まずその経過を伺い、そのうえで、まだ誰も目で見ていない部位が残っていないかを確認します。

薬で治らない後鼻漏
原因はひとつではありません

同じ後鼻漏・喉の違和感でも、下記の原因が混ざっています。上咽頭はそのうちのひとつであり、まず他の道筋を消してから残るかどうかを確認します。

  • 1アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎

    分泌そのものが多く喉へ流れる場合です。鼻の治療で喉の症状も一緒に減るかを確認します。

  • 2咽喉頭酸逆流症

    胃酸が喉頭を刺激し、違和感と咳払いを生みます。食後や就寝時の症状パターンを確認します。

  • 3慢性上咽頭炎

    鼻の治療を十分に行っても喉の奥の症状だけが残る場合です。内視鏡で粘膜の炎症所見を直接見なければ判断できません。

  • 4気道過敏

    咳反射が過敏になった状態で、後鼻漏が原因ではなく結果のように感じられることがあります。

  • 5咽頭知覚異常・甲状腺疾患

    喉の違和感だけが目立つ場合、甲状腺・頸部超音波を含む鑑別が必要なことがあります。

治療を先に決めません
見てから判断します

初診で20〜30分ほどかかります。内視鏡所見で炎症が確認できない場合、EATは行いません。

STEP 01

問診

症状の始まった時期、これまでの治療、服用中の薬、随伴症状を確認します。

STEP 02

内視鏡診察

細径内視鏡で鼻腔と上咽頭を観察し、発赤・腫脹・分泌物・接触時の出血傾向を確認します。

STEP 03

適応の判断

EATが適切か、他の治療が先かをご説明します。行わないほうがよいと判断すればそう申し上げます。

STEP 04

再評価

数回施行したのち症状と所見を再確認し、間隔・継続の可否を決めます。

実際の処置は
どのように進むか

薬剤を含ませた綿棒を上咽頭粘膜に直接接触させて行います。処置そのものは数十秒で終わります。

  • 1アプローチの選択

    経鼻・経口を状態に応じて選び、両方を併用することもあります。

  • 2内視鏡下施行(E-EAT)

    必要に応じて内視鏡で部位を見ながら行い、炎症のある箇所を確認しつつ処置します。

  • 3痛みと出血

    施行中に痛みがあり、綿棒に血がつくことは珍しくありません。炎症のある粘膜は接触だけで出血しやすいため、出血の程度を炎症状態を推し量る参考所見として併せて見ます。

  • 4処置直後の確認

    綿棒についた程度と出血の有無を一緒に見ながら現状をご説明します。少し安静にしてからご帰宅いただけます。

  • 5治療間隔

    一般に週1〜2回で開始し、状態に応じて調整します。日本の臨床資料や患者さんの記録には再発予防のため10〜20回程度という言及がありますが、そのまま当てはめる基準とはしていません。総回数を事前にお約束することはせず、再評価で決めます。

  • 6中止と方向転換

    一定回数を経ても症状と所見に変化がない場合、痛みや出血が日常の負担になる場合、他の原因がより疑わしい場合には方向を変えます。

あらかじめお伝えしておきます。初回は思ったより痛いと感じる方が少なくありません。施行中はいつでも手を挙げて合図いただければ中止します。痛みの程度、次回の間隔、続けるかどうかは毎回ご相談のうえ決めます。治療を長く続けること自体が目的ではありません。

注意が必要な場合
行わない場合

該当があっても一律に除外はせず、服用薬と既往を確認したうえで個別に判断します。診察時には服用中の薬をすべてお知らせください。

出血傾向

抗凝固薬・抗血小板薬を服用中、または出血性疾患がある場合

構造的な異常

鼻腔・上咽頭の手術歴、または解剖学的な異常がある場合

急性感染期

発熱がある、または急性上気道感染が進行中の場合

妊娠・妊娠の可能性

妊娠中、または妊娠の可能性がある場合

薬剤過敏

使用薬剤に過敏反応の既往がある場合

処置への強い不安

不安が強く、安定した施行が難しい場合

副作用と個人差
報告されている反応として、処置中の痛み、少量の出血、処置後の一時的な咽頭痛や鼻の刺激感、まれに頭痛やめまいがあります。多くは一時的ですが、症状が続く場合はご連絡ください。効果の程度や現れる時期にも個人差が大きく、効果がはっきりしない方もいらっしゃいます。

耳管開放症と
症状が重なります

喉の違和感、耳のつまり感、自分の声が響いて聞こえる症状は、慢性上咽頭炎と耳管開放症(PET)の双方で現れます。上咽頭と耳管の入口は解剖学的にすぐ隣にあり、両者が併存することも珍しくありません。

自声強聴

自分の声や呼吸音が耳に響いて聞こえる症状。耳管開放症の代表的な症状ですが、上咽頭の不快感とともに訴えられることもあります。

耳のつまり感

耳管機能異常、上咽頭の炎症、中耳の問題を区別する必要があります。姿勢の変化(横になる・前かがみ)で変わるかが重要な手がかりです。

体重変化・自律神経

急激な体重減少や脱水、自律神経に関わる症状が耳管開放症の症状を悪化させることがあるため、併せて確認します。

誤解を避けるため明記します。EATは耳管開放症の治療法ではありません。両者の症状が重なるため、診察の段階で鑑別が必要であるという意味です。上咽頭の処置後に耳の症状の感じ方が変わったという患者さんの報告はありますが、これは個別の経験であり、効果が確立された適応ではありません。当院は難治性の耳管開放症を別の領域として診療しており、必要に応じて耳管機能の評価も併せて行います。

どこまで分かっていて
どこから分からないかをお伝えします

日本を中心にEATの作用機序に関する研究が報告されてきました。上咽頭局所の炎症軽減、粘膜上皮の変化、三叉神経−迷走神経反射を介した自律神経調節の可能性などが提案されている機序として記述されています。

ただし、はっきり申し上げます。EATによって自律神経機能が正常化するとか、全身疾患が治るとは申し上げません。報告の多くは観察研究や症例中心であり、大規模な無作為化比較試験はまだ十分ではありません。上咽頭に確認される炎症所見を対象とする局所処置であり、全身症状との関連は根拠が蓄積されつつある領域です。

PubMedに収載されている関連文献です。

文献情報の出典:PubMed(National Library of Medicine)。上記論文の結論が個々の患者さんの治療結果を保証するものではありません。

患者さんから
よくいただく質問

Bスポット治療とEATは違う治療ですか?

同じ治療の別の呼び名です。日本では上咽頭擦過療法(EAT)、韓国ではBスポット治療という表現も併用されています。内視鏡で部位を見ながら行う方式をE-EATと区別して呼ぶこともあります。

かなり痛いですか?

粘膜に直接接触する処置のため痛みがあり、少量の出血を伴うことがあります。痛みは処置直後の数分から数十分のうちに和らぐことがほとんどです。回を重ねるにつれ痛みと出血がともに減る経過をたどる方が多いものの、個人差は大きいです。

何回受ければよいですか?

一般に週1〜2回で開始し、症状と内視鏡所見を再評価しながら調整します。日本の資料では10〜20回程度が言及されることもありますが、個人差と診療環境が異なるためそのまま当てはめてはいません。総回数を事前にお約束するより、数回施行したうえで方向を決める方式が適切です。

韓国の健康保険は適用されますか?

診察や内視鏡検査などは保険適用となる場合がありますが、処置項目の適用可否は病名と施行内容により異なります。外国人の方の場合、加入状況によって自費となることがあります。受診時にご案内します。

当日すぐ受けられますか?

内視鏡診察で炎症所見が確認され、禁忌がなければ当日施行が可能な場合が多くあります。ただし他の原因が疑われる場合や追加の確認が必要な場合は、まずその部分を整理してから決めます。

日本語で受診できますか?

はい。韓国語・英語・日本語での診療が可能です。ご予約の際に日本語をご希望とお伝えください。

日本から短期滞在で受けられますか?

可能です。ただし反復して行う必要のある治療のため、初診時に滞在期間と通院間隔を踏まえて現実的な計画をご提案します。日本でEATを受けておられる方は、経過や回数をお持ちいただくと判断がしやすくなります。

よくならない理由を
まず確認してみませんか

治療を先に決めません。内視鏡で見たうえで、必要かどうかからお話しします。

アクセス

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所在地

ソウル特別市 鍾路区 鍾路19
ルメイエル鍾路タウン 3階


地下鉄1号線 鍾閣駅 1番出口 徒歩2分
地下鉄5号線 光化門駅 4番出口 徒歩2分

🕐

診療時間

月〜金 09:00 – 18:00
土曜 事前予約制

受付終了 午前12:30 / 午後17:30
日曜・祝日休診

🩺

診療

耳鼻咽喉科専門医・機能医学認証医

韓国国内で施行機関の少ないEATを行っています。必要に応じて自律神経(HRV)・腸(SIBO)の評価も併せて検討します。