POTSを疑う症状
立っているときの動悸・めまい・疲労・集中しにくさが現れ、横になると楽になるパターンが評価の手がかりになります。症状だけで確定診断することはできません。
診療で確認すること
- 症状が始まった時期と、立つこと・暑さ・食事・活動などとの関係
- 横になった姿勢と起立後の血圧・脈拍の時間的な変化
- 服用中の薬と、脱水・貧血・甲状腺疾患など他の原因の可能性
- 必要に応じてティルト(起立傾斜)試験と追加の診療
治療と経過観察
診断と併存疾患をもとに、生活の調整と必要な薬物治療を検討します。脈拍の数値だけでなく、立っていること・通勤・学業など日常生活の機能の変化もあわせて確認します。
治療の選択や運動の強さは患者さんごとに異なります。特に、活動の後に遅れて症状が悪化する場合は、まずその様子をお知らせください。
よくある質問
スマートウォッチの記録を持参してもよいですか?
はい。症状があった時間と姿勢を一緒に記録してお持ちいただくと参考になります。ただし、手首の機器の心拍数だけで診断することはできません。
コロナ後に始まった動悸も評価しますか?
感染後に起立時の症状が始まることがあります。すべての動悸がPOTSというわけではないため、経過、起立時の変化、心臓や全身の他の原因の可能性もあわせて確認します。